3月11日日本テレビ放送の「カズレーザーと学ぶ」に出演させていただきました。LMNを立ち上げて初めての民放の出演となりました。

番組では、「親との縁切り」がテーマの一つとして取り上げられました。私は、いつも現場で携わる立場として、「親との縁を切るのが法律で認められればいいのに…」と切に願っています。

これは、戸籍上の親子関係を消すということではありません。親子の関係性を解消する権利、つまり「親族としての権利義務」を放棄する権利を法的に認めてほしいと考えているのです。

なぜ親との縁切りが必要なのか?

「親は選べない」という言葉があります。しかし、中には、子どもにとって毒になるような存在の親もいます。いわゆる「毒親」です。

毒親に苦しめられている人たちは、以下のような悩みを抱えています。

・親からの連絡が来るだけでも怖い

・しつけと称した虐待を受けてきた

・自分の時間を割いてまで親の面倒をみるのは納得できない

・会うたびに喧嘩になり自己主張ばかりされる

普通の家族の中で育った方々には、これらの悩みは到底理解できないかもしれません。しかし、毒親を持つ人々にとって、親との関係は大きな苦痛であり、精神的な負担となっています。

介護ができない事情を抱える家族

毒親を持つ人の中には、親の介護をできない、あるいはしたくないという人もいます。これは決して親不孝ではありません。長年の苦痛から、精神的に親の介護を担うことができないという現実があるのです。

私は、介護ができない家族の内情をすべての人に理解してほしいとは思いません。しかし、そのような家族もあるという事実を知っていただき、その場合は誰かに任せても良いという考え方を理解してほしいと願っています。

家族じまいドットコムの役割

だからこそ、家族じまいドットコムは、親との関係に悩む人たちの「通訳人」としての役割を担いたいと考えています。

私たちは、

・親との縁切りをしたい

・介護問題で悩んでいる

・親との関係で苦しんでいる

といった悩みを抱える方々の相談に乗り、解決策を一緒に考えていきます。

先ずはお話しをお聞かせください。そして一緒にどうしていくかを考えていきましょう。

皆さんからのお問合せをお待ちしております。