お子様目線でのお話です。
親御さんのことを心配し、「老後のこと」「生活のこと」「実家のこと」など、様々な話をしても、なかなか聞く耳を持ってもらえない。そのようなお話をよく耳にします。特に、同性間での会話では、その傾向が顕著です。
「余計なお世話だ」「俺(私)の遺産目当てか!?」「自分の人生なんだから、放っておいてくれ」
これは、親子間で起こる感情的な対立の初期段階です。しかし、不思議なことに、同じ話を親御さんにすると、「すーっと」受け入れられるケースも多いのです。
そこには、長年積み重なったお互いのわだかまりや不満が噴出してしまっている状況があります。
私たちの決め台詞ではありませんが、「こんなに親孝行な息子(娘)さんは、そうはいませんよ」「親御さんが立派に教育された賜物です」「最後のお子様のわがままだと思って、聞いてみてはいかがでしょうか?」といった言葉をお伝えすることがあります。
もし、この記事をご覧の親御様がいらっしゃいましたら、お願いがございます。
お子様の幸せを願わない親御様はいないはずです。お子様、もしかしたらお孫様の幸せにつながることとなるならば、
面と向かって話すのは、今更感や距離感、照れなどがあるかもしれません。そのような時は、私たちのような第三者を交えて話し合いをすると、お互いの未来に向けて一歩を踏み出せるようになると思います。